VOUTIONを聴いてみて感じたのは
これまでにもあるようで無かった「歌の教材」だと感じました。
歌や楽器の教材にはまず譜面がつきものですが、
まず音を聴き取ることをメインにして、
それに基づいている譜面に変わるガイドブックの
音の表現方法がユニークです。
『マガダママーク』や『リズム譜に基づいたドレミ遊び』
歌に必要な『ニュアンスマーク』や『合言葉などによる言葉遊び』など
譜面が苦手な人でも、興味を持って入りやすいのが特徴だと思います。
OUTPUTのハモトレなどは、
初心者にとっては少し難しいような気もしますが、
聴いてるうちにコーラス力が鍛えられるのかもしれません。
アニメのキャラクターも4人いて親近感も湧いて入りやすいので
個人的には、さらにDVDが付いてると
キャラクターの雰囲気もつかみやすく、
小さい子供から大人まで
楽しんで学べるような教材に広がるのでは、と感じます。
言葉遊びが多いと、小さいお子様には受けが良いとも思いました。
リズム、メロディー、ハーモニー、歌い方、など
『歌を歌ったり』『コーラス』をするために
必要なエクササイズ盛りだくさんで、
とても興味深く聴くことができました。
1969年生まれ。
学生時代からバンド活動を経て、東郷輝久氏に師事。
1991年にNYに渡米。ゴードン・エドワーズ率いる"STAFF2"のキーボード奏者、
ジミー・アレン、ビバリー・ハンショウ・スミス夫妻の元でボイストレーニング
を受けながらライブハウス『VILLAGE GATE』『ADERAIDES』などに出演。
1993年帰国後、レコーディング、ライブ、ナレーションなどの活動を開始。
1996年、亀渕友香率いるゴスペルグループ "VOICE OF JAPAN"に参加。
1997年からゴスペルクワイアのディレクターとして活動開始。
2002年、ゴスペルグループ "Pencil Bunch"を結成、現在5人のメンバーで活動中。
2003年、元HiFi Setの山本潤子らとコーラスグループ"APRIL"を結成、
アルバム『10cc of tears』をビクターエンタテインメントより発表。
後に2ndアルバム『April Second』を発表。
2004年、コーラスグループ "M☆A☆S☆H''を結成し、ライブサポート、
レコーディングなどで活動。
また、オリジナルバンド "LOUDOGS"では映画『John and Jane Doe』
(坂上忍監督)で主題歌を担当。
2005年、2007年と大井町きゅりあん大ホールにて総勢140人のクワイアによる
ゴスペルコンサートを企画、制作、演出を担当。
2010年、サマーソニックにてスティービー・ワンダーのバックコーラスとして出演。
2013年、CMスマ婚のサウンドプロデュースを担当。
2014年、4月、ゴスペルコンサート『Faith』をプロデュース。
5月、ニューヨークマクドナルドゴスペルフェストにて、日本人クワイア『Don't Give Up Choir』のディレクターとして出演。
7月~、D-LITE(from BIGBANG)のアリーナツアーにバックコーラスとして参加。
[ゴスペルクワイアディレクター]
Leona、L.B.F.、自由が丘ゴスペルクワイア、目黒ゴスペルクワイアなど
[CMナレーション] コダック、ベネッセ、NTT、ファイザー製薬など
[CMソング] スマ婚、ユニクロ、大阪ガス、ソシエ・デ・エステ、不老林など
[コーラスレコーディング] 郷ひろみ、加山雄三、CHEMISTRY、キリンジなど
[ツアーサポート] CHEMISTRY、JASMINE、堀込高樹、D-LITE(from BIGBANG)など